10月14日13時より、清水ケ丘高等学校看護科1年生が戴帽式を迎えました。戴帽式とは、看護に携わる者がその道に進む決意を表明し、看護師の象徴であるナースキャップを戴く儀式です。ナイチンゲール像から灯火を受けとり、ひとりひとりが看護の道を志す者としての責任と使命を胸に刻みました。厳粛な雰囲気の中にも、あたたかな希望の光が感じられる式となりました。
呉市長をはじめ多くのご来賓の皆さま、そして日頃より生徒を支えてくださっている保護者の皆さまにご臨席いただきました。また、今年度は全校生徒が参加し、仲間の新たな一歩を共に祝福しました。戴帽式を通して、生徒たちは看護への誓いを新たにし、これから始まる学びの日々に真摯に向き合っていく決意を示しました。
14時50分からは「日本と日本人について」という演題で、株式会社 産業経済新聞社顧問 太田英昭様をお迎えし、講演を行っていただきました。日本と日本人が如何に誇りある歴史を紡いできたか、そして今、逆境に立つ日本と日本人はどのような道を選ぶべきなのかについて熱くお話いただきました。
はるか昔に日本で成立した万葉集・源氏物語が誇る繊細な心理描写や江戸時代の効率的な公衆衛生や市場整備、そして、戦時中における日本人の心などは異国からも高い評価を受けており、その勇気、利他の心、努力、希望は私たちに託されている。本内容は社会に旅立つ準備をしている本校生徒の琴線に触れるものであったと思います。本日は誠にありがとうございました。