· 

看護研究発表会

12月22日(水)・23日(木)で看護専攻科2年生が看護研究発表会を行いました。看護学生が事例研究を行う目的は,実習で行った自己の看護を振り返り,見直し,看護における技術を更に向上させることです。災害や感染症の影響で実習に行けないこともありましたが,これまでの実習の学びについてテーマを決め,看護を深めていきました。授業や臨地実習,国家試験対策の合間に事例をまとめていくことは大変でしたが,患者さんを受け持たせていただき貴重な体験をさせていただいたことに感謝し,患者さんの個別性を考えた看護計画を立案して実施した看護について振り返り,文献を用いて理論的に考え,文章にしていきました。

発表会を通して,改めて患者との関わりを思い出し,自分が行ったケアを振り返りながら,事例研究での学びや考えを簡潔に伝えることができました。また,発表後は活発な質疑応答が行われ,一人一人がどのような思いで看護を深めてきたのか,臨地実習指導者の方々や教員の指導や助言の意味を共有する機会となりました。会場の設営から座長・書記・講評などの役割遂行を学生が主体となって行いました。事例研究を通して,看護学生の時に抱いた看護に対する思い(看護観)を大切にし,春から各々の医療施設で看護師として成長し輝いて欲しいと思っています。